街作り”だけ”を楽しめる!AgainstTheStormをプレイ解説配信!

ローグライクシムAgainstTheStormを解説しながら配信します。

【どんなゲーム?】
 このゲームはシティビルダー(要は街作り)ですが、ランダムな土地環境下で建てられる建物もローグライクになっており、マップごとに適した攻略を自力で導き出す必要があります。なので建物の性質や、生産施設の材料や完成品などの知識を失敗しながら覚える必要があります。(そこまでたくさん失敗する必要はありませんが・・・)

【攻略するコツは?】
 私が感じたことですが、このゲームを攻略するのに必要な要素は、ズバリ「整理整頓」と「優先順位」です。施設の移設コストは無し又はわずかしかありません(※できないものもある)。伐採したり採集したりする資源を回収する系の施設はコスト無しなので、回収できなくなったらさっさと移設する、それを加工する工場もそばに移設する、道路も最適化のために配置しなおす、といった状況の判断が必要になります。そのため、整理整頓用の一時的に配置する「仮置きスペース」を用意するといいんじゃないかなってカンジです。
 資源の回収も重要ですが、建設予定地の確保も必要なので、あまり開発が進んでいないと窮屈になりがちです。住居を建てるスペースはかがり火の効果範囲内という縛りルールがあるため、住民への優しさでホームレス対策しようと住居をたくさん建てると、建設できる場所が確保しにくくなります。したがって、伐採キャンプの配置換えをしながら建設用地を確保するたくさんするようになるのですが、単純に伐採して土地を確保する、というのもなかなか難しいです。
 というのもこのゲーム、勝利条件と敗北条件がハッキリしていて、勝利条件は「名声をポイントを14以上に上げること」で、敗北条件は「女王の怒りポイントが14以上になること」の2つになっています。女王の怒りポイントは時間経過で増えていくものなので、割と無駄な行動をしているとあっという間に過ぎてしまいます。なのでさっきの伐採キャンプの話だとのんびりテキトーにそこらへんを伐採する、というわけにもいきません。時間内に名声ポイントをとにかく稼ぐことに注力する必要があります。
 女王の怒りがたまる前に名声ポイントを稼げばよい、ということですが名声ポイントを貯めるには「女王の指令を達成する」「住民の幸福度を高い水準に保ち続け、時間経過すると増える」「開拓イベントで稼ぐ」の3種があります。幸福度狙いは時間がかかりすぎるのでオマケ程度だと考え、つまり女王の指令または開拓イベントの2種が稼ぎポイントになります。
 女王の指令は簡単なものから難しいものまでありますが、全て達成する必要はありません。というのも、このゲームは建築できる施設もローグライクなので物理的に不可能な指令も含まれています。また、勝利条件である名声ポイント14達成も指令だけでは不足する形になっているので、達成できそうなものだけ狙う、ということでOKです。
 そこで女王の指令だけで足りない部分は開拓イベントで補います。このゲームのマップは、「空き地」と呼ばれる区域があって、すごろくゲームで例えるならいわゆる「イベントマス」ですね。森に囲まれた区域になっているので、伐採キャンプで木を切り倒しながらこのイベントマスを狙っていくのが攻略ポイントになります。
 さてこの「空き地」、物資を回収できたり、迷い込んだ遭難者を住民として迎え入れたりといった単純なものから、新発見の遺物を女王に寄贈/報告する、悪霊や暴走したマシンを鎮魂したり、解体/修理するといった「危険なイベントマス」もあります。名声ポイントを稼ぎたい場合、この「危険なイベントマス」を狙う必要があるので積極的に狙うわけですが、これまた簡単なものから難しいものまで出てくるのでなかなか一筋縄ではいきません。時間制限のあるものまでありますから、計画的にコトを進める必要があるわけです。

 【森の敵意が恐ろしい!】
 時間制限は女王の怒りだけではありません。ビルドの舞台である森もプレイヤーを拒絶します。森は木を切り倒されるのを嫌いますから、伐採キャンプの木こりが増えたり、何年も居座り続けるとどんどん森は拒絶しようとします。つまり住民が増えたり、木こりが増えたり、長い間居座り続けると住み心地が悪くなっていくわけです。これが「森の敵意」と呼ばれているもので、敵意が増していくと住民はその恐怖から士気が下がり、士気がゼロになると住民は逃亡してしまいます。逃亡すると女王は怒りますから、怒りポイントが上がってしまいます。
 つまりこれ、シティビルドでありがちな「人海戦術でなんとかしたろ」戦略が通用しないようにしてるんですね。住民が多ければ伐採して空き地をどんどん増やしたり生産したりすることがラクになるわけですから、時間さえかければクリアできちゃうわけです。「森の敵意」はそれをルール面から潰しにかかってるわけです。なので攻略するには最低限の住民で・必要以上に開拓せず・できるだけ短く、ゲームを進める必要が出てくるわけです。よくできたゲームですねぇ。

 【難しい?でもやりごたえは十分!】
 難易度はマップごとに設定できるのでプレイヤーごとのペースで攻略していけます。私は「最低でもノーマル」派なので最初からノーマル難易度である開拓者でプレイしましたが、ホントにノーマルなの?ってくらい難しいです。チュートリアルを経てから、ノーマルで1ステージクリアしましたが、結構時間ギリギリでした。知識ゼロからだったのでシティビルドでありがちな「人海戦術作戦」で挑みましたが、初挑戦時は「森の敵意」に気づかずズタボロに士気が下がり逃亡者が続出し、女王の怒りが頂点に達して失敗してしまいました。失敗してもちゃんと成果として、能力をアンロックできるポイントは貯まるので失敗してもムダにならない点はグッドです。もちろん難易度のノーマルで2回目の挑戦でクリアしました。(それでも時間かかったけどね)

【ゲーム内容に関する不満点】
 時間制限という制限をシステム上組み込んでいるので仕方ないのかもしれないが、住民の生活感が感じられない。酒場をせっかく建てても酒場で飲んだり踊ったりするシーンが見られず、単純に焚火の周りに集まって、そして職場を往復するだけっていういわゆる「家と職場を往復するだけの人生」になってしまっている点。酒場は単純に住民の士気を上げるバフのためだけの施設に過ぎず、悪い意味でゲーム的になっている。まぁこれは賛否両論あって、女王の怒りやら森の敵意やらで制限時間内に達成しなきゃならんのに、飲み歩いてんじゃねえよ!というプレイヤーもいるのはわかるのだが、せっかく娯楽施設を建てたのにコレでは・・・という寂しい思いもあります。
 色々な種族がいるのに関わらず住民のグラは種族ごとに単一なものしかいないのも残念である。例えば人間という種族は、男女いるはずなのだがまるで三度笠を被ったような農民っぽい姿しかなく、男女の区別も無い。リザードマンも緑とピンクくらいの色違いくらいあっても良さそうなものだが、黒っぽいリザードがいるだけ。種族ごとに向き不向きの施設を設定しているため、あまり種族のグラ違いが多いと混同しやすいためあえてグラの多様性を避けたということもなくはないが、それでも寂しいと感じてしまう。

 てなわけで、色々とこのゲームの魅力をお伝えしながら配信しますので、ご視聴オナシャス!


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#独裁者アル #AgainstTheStorm

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